九州・台湾、そしてアメリカの新たなる関係がスタートする3Days

16日(木)登壇者のご紹介

(順不同)

スタンフォード大学
SLDDDRS所長 
西村 俊彦

 鹿児島県出身。東北大学医学部及び大学院卒業後、1997年スタンフォード大学医学部に勤務し臨床・基礎研究実施2015年より麻酔科所属し、臨床家・基礎研究者の実績より創薬医療機器開発機構所長に就任。国立研究開発法人・科学技術振興機構(JST)アドバイザー・国立研究開発法人・日本医療研修開発機構・SCARDA評価委員・アドバイザー等を歴任。

国立台湾大学
名誉教授
Chen-en Ko

 コ教授のキャリアは長年にわたり研究、公共、ビジネス分野まで多岐にわたります。
国立台湾大学の前学部長であり、中華経済研究院(政府出資のシンクタンク)の社長兼理事長総統への経済顧問グループのメンバー、ROC(台湾)の中央銀行取締役会の監督者に任命された。
 台湾行政院(台湾の内閣)科学技術の顧問を務め、長年にわたり台湾証券取引所、台北取引所ほか多くの上場企業の監督者及び取締役を(個別に)歴任した。
現在、彼は、APPAICの理事長を務めており特に、台湾と日本の間で産学の垣根をこえた連携を促進している。
国立台湾大学名誉教授、慶応義塾大学の客員教授。
ITRIの顧問及び国立バイオメディカルリサーチパークの客員主任として招待されている。
遠東新世紀やその他の会社の社外取締役を務め、公的及び民間組織むけの教育とトレーニングプログラムを提供し続けている。

薩摩川内市
市長
田中 良二

 薩摩川内市田海町出身。九州大学卒。市職員として27年4カ月勤務。旧川内市の都市計画課長や企画課長を経て、川薩地区法定合併協議会事務局長として1市4町4村の合併に携わった。市町村合併後は、企画政策部長に就任し、その後、薩摩川内市役所を退職、鹿児島県議会議員を4期務めた。令和2年11月より薩摩川内市長。現在、1期目。

台北駐福岡経済文化弁事処
総領事
Bruce Chen

台湾東部、花蓮県出身。
1964年3月生まれ59歳。中国文化大学韓国語学科卒。  
1991年 台湾外交部亜東太平洋司 事務官。  
1993年 台湾外交部新聞文化司 事務官。  
2004年 台北駐日経済文化代表處 台湾駐日代表補佐官。  
2008年     々       参事官。  
2012年 台北駐ボストン経済文化弁事処 副処長。  
2018年 台湾総統府機要室 主任。  
2021年 台北駐福岡経済文化弁事処 処長。現在に至る。
 琉球大学や慶應義塾大学での国際関係の研究活動やカリフォルニア大学バークレー校、ハーバード大学で客員研究員などを務めたほか、大阪外国語大学(現在の大阪大学)では、修士号、博士号を取得。

熊本県
副知事
木村 敬

 1974年5月21日生まれ。49歳。東京都渋谷区出身。東京大学法学部卒。1999年旧自治省入省。鳥取県、総務省選挙部などを経て2012年7月から熊本県商工観光労働部首席審議員兼商工観光労働部商工政策課長、総務部政策審議監、総務部長を歴任。16年総務省自治財政局公営企業課理事官、17年内閣府地方創生推進事務局参事官(総括担当)付企画官、19年消防庁国民保護・防災部防災課広域応援室長を経て現職。

TSMC
上級副社長
Lora Ho

 TSMCの人事担当上級副社長。
1999年からTSMCに勤務し、経理・財務担当を経て、2003年から2019年まで最高財務責任者、広報担当者を務め、2019年から2022年まで上級副社長としてヨーロッパとアジアの販売担当を務めた。
 2011年からESG委員会の委員長を務めている。

APAMAN株式会社
代表取締役社長
大村 浩次

 早稲田大学大学院スポーツ科学研究科 卒業 APAMAN株式会社 代表取締役社長 株式会社システムソフト 取締役 内閣府少子化克服戦略会議委員 特定非営利活動法人出会いサポートセンター JUNOALL Founder

福岡県中小企業経営者協会連合
会長
小林 専司

・(一社)福岡県中小企業経営者協会連合会 会長
・九州経済フォーラム 副会長
・福岡ロジテム株式会社  代表取締役社長 【運輸・物流業】 流通加工から情報システム管理まで、最適な物流システムを構築する。この分野のトップのノウハウをベースに国内はもとより、発展するアジアへの物流機能を高める。

Sozo Ventures
ファウンダー/マネージングディレクター
中村 幸一郎

 早稲⽥⼤学法学部在学中にヤフージャパンの創業・⽴ち上げに孫泰蔵⽒とともに関わる。三菱商事では、通信キャリアや投資の事業に従事し、インキュベーションファンドの事業などを担当。早⼤法学⼠、シカゴ⼤学MBAをそれぞれ修了。⽶国のベンチャーキャピタリスト育成機関であるカウフマンフェローズを2012年に修了。同年にSozo Venturesを創業。ベンチャーキャピタリストのグローバルランキングであるMidas List 100の21年版に日本人として72位で初めてランクイン、23年度版のランクでは55位。シカゴ大学起業家教育センターのアドバイザーを22年より務める。

AIRI Capital,LLC
Pavan Ongole

 Pavan Ongoleはベンチャー投資家、企業アドバイザー、経営者であり、彼の会社であるAiri Capital を通じてテクノロジー関連スタートアップのポートフォリオを管理しています。彼はアメリカ、インド、日本の3つの母国に投資をしています。Pavanはコンピューティング、気候変動、ロボット工学、EV、AIに重点を置いたシリコンバレーの初期段階のディープテックVCファンドであるMFVのパートナーでもあります。以前彼は、米国とインドに投資するソフトバンクCEOオフィスのディレクターを務めていました。ソフトバンク・インド合弁会社の投資責任者としての在任中にAI、セキュリティ、ヘルスケア、テレコム、メッセージング、モビリティ、電子商取引における投資を行ってきました。彼はキャリアの初期にインド、香港、韓国、日本で営業、事業開発、コーディングを担当しました。彼はまた学生、エドテック(教育向けのテクノロジー)、フェムテック(女性向けのテクノロジー)の起業家を指導し、政治団体にボランティアとして参加し、アメリカの民主主義を再起動させるために市民に投票を呼びかけている。パンデミックをきっかけに彼は米国の医療を深く掘り下げるようになり多様なソリューションの中核となるテクノロジーを使って医療における不平等や非効率と闘う新たなきっかけを与えました。彼はマサコと2人の娘とともにカルフォルニアのベイエリアに住んでいます。高齢化が進む日本への対応、アメリカの教育システムの改革、インドでの水のアクセス提供等の仕事以外で彼は、西海岸でスキー、テニスコーチや走ること、ボードゲームをしたり彼の子供たちからバイオリンとバレエを習い、いつかセスナ機を単独で操縦することを夢見ています。

薩摩川内市
未来政策部
部長
古川英利

 1987年川内市(当時)入庁。2004年の市町村合併(9市町村)により薩摩川内市が誕生後、2008年秘書室長、シティセールス課長、観光・スポーツ対策監、商工観光部長、企画政策部長等を歴任。2022年4月より現職。近畿大学理工学部土木工学科卒業。鹿児島大学大学院人文社会科学研究科(博士前期課程)修了。

ITIC
投資マネージャー
Joyce Cheng

 ITICの投資マネージャーとして日本や台湾のベンチャーキャピタルファンドを中心に投資を行う。

サーキュラーパーク九州株式会社
代表取締役
春木 優

 九州電力㈱入社。2015年~5年間、同社川内原子力総合事務所(薩摩川内市)においてコミュニケーション活動に従事。2021年、同社立地コミュニケーション本部電源地域共創担当部長に就任し、2022年4月に廃止となった川内火力発電所跡地を資源循環の拠点とする「サーキュラーパーク九州」構想の実現に向けて、2023年7月26日に新会社「サーキュラーパーク九州㈱」を設立。共同代表に就任し、現在に至る。

鹿児島大学
特任教授
藤枝 繁

 漂着物学会発起人・事務局長 一般社団法人JEAN代表理事 与論島「海謝美」顧問 元鹿児島大学水産学部教授 1997年日本海でのナホトカ号重油流出事故での重油回収ボランティアに参加して以来,海岸清掃ボランティア活動と並行して海洋ごみ改善に向けた研究を実施。

国立台湾大学
副学部長
Yeh,Ping-Cheng(Benson)

NTUデザイン・イノベーション学部副学部長
PaGmO/Bonio Inc.創業者 台湾国立大学部
電気工学部 教授

志學館大学
教授
原口 泉

 1947年生まれ。米国ネブラスカ州立大学付属ハイスクールと鹿児島県立甲南高等学校卒業、東京大学文学部国史学科卒業。東京大学大学院博士課程単位取得後、1979年に鹿児島大学赴任。鹿児島大学教授時代に生涯学習教育研究センター長を兼務。2012年から2021年まで鹿児島県立図書館館長。現在、志學館大学人間関係学部教授。鹿児島大学名誉教授。専門は日本近世・近代史。主に琉球・朝鮮・中国・東アジア諸地域との繋がりの中で、南九州と薩摩藩の歴史を研究。大河ドラマ「翔ぶが如く」「琉球の風」「篤姫」「西郷どん」、連続ドラマ小説「あさが来た」でいずれも時代考証。2022年鹿児島県民表彰受賞。

慶応義塾大学
教授
満倉 靖恵

博士(工学)博士(医学)
1999年4月1日〜2003年3月31日 徳島大学工学部助手
2003年4月1日〜2005年12月31日 岡山大学専任講師
2006年1月1日〜2011年3月31日 東京農工大学生物システム応用科学府生物システム応用科学専攻 准教授
2011年4月〜現在まで 慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科 教授
2013年より電通サイエンスジャム(電通グループ)取締役CTO兼任 
2019年より株式会社イーライフ 取締役CTO兼任
2022年10月FeMup株式会社代表取締役社長兼任

医療法人すずらん会
たろうクリニック
院長
内田 直樹

 医療法人すずらん会たろうクリニック理事長・院長、精神科医、医学博士。 認知症の専門医として在宅医療に携わるかたわらで、福岡市を認知症フレンドリーなまちとする取り組みを行なっている。NPO地域共生を支える医療・介護・市民全国ネットワーク常任理事、みんなのケア情報学会理事など、認知症や在宅医療に関わる団体において役職多数。オンライン診療も保険適応前から取り組み自身でもプログラミングを行うなど、テクノロジーの活用にも積極的である。

神奈川工科大学
准教授
鈴木 浩

 先端技術を利用したワークショップやエデュテインメントシステムを開発・制作し、全国の科学館や教育的なイベントで展示・発表活動を行う。「たたかえ!僕らのシャドウロボ」や「ハイパーブルブルスプリント」など、子どものアナログによる創作とデジタル表現を組み合わせたシステムの企画・研究・開発に従事。

名古屋大学
教授
(ノーベル物理学賞受賞者) 天野 浩

 1988年4月名古屋大学工学部助手、1992年4月より名城大学で勤務後、2010年4月名古屋大学大学院工学研究科教授。2015年10月名古屋大学未来材料・システム研究所未来エレクトロニクス集積研究センター長・教授に就任。故赤﨑勇博士、中村修二カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授と共に「高輝度、省エネルギーの白色光源を可能とした高効率青色発光ダイオードの発明」にて2014年ノーベル物理学賞を受賞。

工業技術研究院(ITRI)
上級副社長 
Pei-Zen Chang

 2016年ITRIに勤務し、産業テクノロジーの研究開発、国際協力、ベンチャーキャピタル事業の統括責任者となる。
台湾行政院(台湾の内閣)科学技術顧問グループ事務次長、台湾経済部(台湾の省庁)の非常勤顧問を務め台湾のテクノロジー開発を促進した。
産学連携の促進と基礎テクノロジー研究を専門にし国立台湾大学(NTU)の教授兼事務局長を歴任。

 Dr. Changは、ITRIにおいて情報、通信、電子機器、オプトエレクトロニクス、生物医学テクノロジーの研究開発の指揮をとっている。
最近注目していることは、人工知能、5Gの通信システム、半導体、表示装置、IOT、細胞治療、精密医療。

早稲田大学
教授
所 千晴

 専門分野:資源循環工学・化学工学・粉体工学 経歴:早稲田大学理工学術院助手、専任講師、准教授を経て2015年より教授。 クロスアポイントメントにて東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻教授、東京大学生産技術研究所特任教授も兼担。 JX金属株式会社、株式会社トッパンフォトマスク社外取締役を兼担。
 日本学術会議第24期・第25期会員。 経済産業省、環境省、文部科学省、東京都等の各種委員を歴任。